Dainihon Iaido Federation

支部長
田口 阿勢齋 この度は“居合道”に関心をお持ちいただき、当連盟ホームページならびに支部紹介ページをお訪ねいただきありがとうございます。

居合道と剣道と、どう違うのかをご存じの方は少ないと思います。剣道は竹刀と防具を使います。居合道は日本刀を使います。現代において、真剣を自由自在に操ることができるのは居合道だけといっても過言ではありません。
古来日本人は、国の平定のために「武」を用いました。「武道」は「平道」ともいわれます。そして、真剣が「武」の源泉です。すべての武道の奥義が「真剣白刃捕り」であるのがその証左です。また、真剣を抜いたら立合、抜きざまが居合と分類すれば、より理解いただけるかと思います。

居合道とは、真剣により稽古を通じて身体練磨と危機管理能力を養い、社会に貢献する人を育成する修業の道です。もちろん、最初から真剣では危険なので、当分は模擬刀を使います。多少膝や甲が痛いこと（サポーター着用可）はあっても、叩かれたり投げられたりすることはありません。精神性が求められますので、中高年からはじめる人にも最適です。自然に全身運動を行いますので健康増進と身体練磨に最適です。長く取り組んでいただきますと、人生がより有意義なものとなるでしょう。

当世田谷支部は、平成23(2011)年5月に連盟支部として発足しました。支部長田口阿勢齋は茨城県水戸市出身。稽古は、基本業習得までは阿勢塾道場で個別指導を行います。以降、集合稽古は世田谷区の公的施設で原則週2回行っております。費用等も含め、詳細は「阿勢塾ホームページ」 をご覧ください。

皆さんご一緒に楽しく居合の研究をいたしましょう！