大阪北摂支部

AI時代、だから心の居合

支部長
加納 優一
大阪北摂支部(居合道有心会)は、吹田市北千里市民体育館武道4室もしくは5室9時~12時、居合道伯耆流、表六本・中段九本を「気剣体一致まで抜いて抜き続け悟入するに至る」を本義として精武しています。居合道は各自の身体能力にあわせた稽古が可能です、そのため小学高学年から定年を迎えられた中高年、女性など幅広く修練できます。運動不足を解消したい。心の豊かさを求めたい。武道に触れてみたい。真髄を極めたい。美容を保ちたい。AI時代に人間性を取り戻したい。
最初の目的は何でもそれぞれでいいのです、はじめてみれば自分の求めているものが見えてきます。一歩踏み出してみませんか、まず一度見学、体験してみませんか、お待ちしています。

大阪北摂支部の支部名についてですが、大阪は戦国時代、摂津の国、河内の国、和泉の国の3つに分かれていました。摂津の国は現在の大阪北部、吹田市、大阪市、豊中市、茨木市、摂津市と兵庫県の一部が属してました。現在の大阪は大きく8つのエリアに区分され、吹田市を囲むエリアを北摂地方というところから大阪北摂支部としました。稽古場である吹田市立北千里市民体育館は豊中・箕面・茨木・摂津・大阪市5市に囲まれた中央に位置するところにあり、近くには日本の大学で2番目に広い大阪大学吹田キャンパスがあり周りには私立大学、府立高校ありで緑多い学研環境のなかにある道場です。
現在所属会員はアクセスも良いことから吹田、豊中、箕面、茨木、高槻、大阪の各市在住の会員、老若男女が修練しております。

伯耆流の流祖 片山伯耆守久安について

伯耆流の流祖 片山伯耆守久安(天正3(1575)年~慶安3(1650)年)は、居合の始祖とされる林崎甚助源重信に就いて居合を修め、武道の神髄を求めて諸国をまわり、京都愛宕山神社に参籠、悟りを開きました。流祖の武術観は“争いの無いのが武の理想”とし、争いをその前の段階で食い止めることに重きをおいた、すなわち神武不殺でした。居合の理想は、あくまで”戈止之筋“であってその目的達成のために、武威を涵養する手段として、“専伐之筋”として実践的な居合術を伝えました。この武術観は第107代 後陽成天皇に聞こえ、慶長15(1610)年に召され天覧に供し従五位下に叙され伯耆守に任ぜらました。以上簡単に伯耆流を紹介しましたが伯耆流祖の武術観はいまだからこそ求められているのではないでしょうか。

ぜひともご一緒に居合を通じて日本の武道の神髄、和を求めて、己の武徳により争いごとを諌め究極の和を得たいものです。
どうぞお気軽にお声おかけください。

支部情報

支部名 大阪北摂支部
流派 伯耆流
支部長 加納 優一
URL http://iaido-yushinkai.sakura.ne.jp/
稽古 日曜日 9:00〜12:00(体育館休館日および土曜日変更有りホームページでご確認ください)
  • 吹田市立北千里市民体育館 4室または5室
    大阪府吹田市藤白台5-5-1