Dainihon Iaido Federation

支部長
山井 良 厚木支部は、昭和57(1982)年に自衛隊厚木基地（綾瀬市）に勤務する剣士の方々が発足した支部となります。現支部長（山井）が入会した平成18(2006)年には、自衛隊の剣士は転勤等の諸事情により退会し、現在では支部名にその名残を残すのみとなっております。

平成20(2008)年以降は、活動拠点を綾瀬市から海老名市に移し、途中何人かの入退部はありましたが、主に先代支部長である山本法喜先生と山井の2人で細々と活動を続けておりました。令和（2019年）に入ってからは、山本先生がご高齢により支部長を退かれ、以来現在にいたるまで自分（山井）が未熟ながら支部長を務めております。

一時は会員不足から廃部もやむなしと思われた当支部ですが、その後は志ある仲間に恵まれ、現在は安定した体制で活動を続けられるようになりました。

当支部では、こども向けのレクリエーション活動も行っています。コロナ禍にはビデオチャットを活用し、素振り稽古を続けてきました。現在は木更津市で、楽しさを第一に、居合道を通じて正しい身体の使い方を身につけることを目的に活動しています。

活動開始時に小学校入学間もなかったこどもたちは、いまや6年生となり、腰を据えた素振りができるまでに成長しました。さらに最近は、5歳と6歳のこどもたちが「やりたい！」と自ら参加を申し出てくれるようになりました。

わたし自身の修行はもちろん、小さな剣士たちの指導にも力を注ぎ、頭を悩ませつつも日々邁進しています。居合の道を真摯に歩み、先達に恥じることなく、後進に良き手本となれるよう、会員一同、日々努力を重ねています。