伝統を守りつつ、変化を恐れず――年頭行事「稽古始之儀」。まず新年の抱負を胸に、東京・赤坂の日枝神社で正式参拝を行います。続いて会場に移り、高段者による四方祓之儀で場を清め、段外から順に奉納演武。終了後の懇親会では、全国から集まった剣士達が、近況を語り合い交流を深めます。
令和6(2024)年10月、日本最大の聖域・伊勢の皇大神宮にて、当連盟創立50周年を記念する「正式参拝・奉納演武会」が厳かに執り行われました。国内外から剣士が集い、前夜祭に始まり、御正宮前の鳥居をくぐって外玉垣南御門の奥へと進む特別参拝、参集殿の能舞台での奉納演武、直会と続く一連の行事を通じ、さらなる精進を誓いました。
令和元(2019)年、黄金色の稲穂が頭を垂れる9月。居合道発祥の地にして日本で唯一、居合の名を冠する林崎居合神社にて創立45周年の特別行事を行いました。林崎甚助源重信公へ正式参拝、国内外の剣士たちが真摯に奉納演武を行い、居合道への誓いを新たにしました。一行は宿泊先の銀山温泉へ移動し、懇親会を開催。剣士たちは親睦を深め、意義深い節目の行事となりました。